電気大正琴 こはく(ソプラノ)

制作/発行株式会社鈴木楽器製作所
制作年代2004年(発売)
解説 大正琴の普及と音量、音域の拡大の必要性から登場したのが電気で増幅するタイプの大正琴。従来のアコースティックタイプは胴内に空洞がある箱型胴で、アンプにつながなくとも多少の響きは確保できるが、この「こはく」は、最初からアンプにつないで発音させることを前提としたもの。したがって箱型胴ではなく、胴内に空洞がないソリッドタイプである。また操作しやすさの観点から、胴の手前部分をカットするなど、電気楽器ならではのデザインとなっている。平成16(2004)年に大正琴製作で著名な鈴木楽器製作所が開発。ソプラノ、アルト、バスの3サイズがある。
所蔵館浜松市楽器博物館
所蔵館整理番号08

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