オークラウロ

制作/発行オークラウロ協会
制作年代1937年頃
解説 オークラウロは、オークラホテル創業者である実業家の大倉喜七郎(1882~1963)によって大正13(1924)年頃に考案された。この楽器は、尺八の金属製吹き口とフルートの本体を組み合わせたもので、尺八奏者が容易に西洋音階を演奏することを目的としている。大倉喜七郎は、芸術文化に造詣が深くパトロンとして、また尺八の名手としても知られた。当初は大倉式尺八と名付けられていたが、大倉(Okura)とギリシャ時代の縦笛アウロス(Aulos)を合わせた造語としてオークラウロ(Okraulo)となった。
所蔵館浜松市楽器博物館
所蔵館整理番号02

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