萩面トリ花入

タイトル(よみ)はぎめんとりはないれ
作家三輪壽雪(十一代三輪休雪) Miwa Jyusetsu
寸法32.5X10.5X12.0㎝
員数1
解説 伝統の陶家三輪窯を継承する十一代三輪休雪は、たんに萩焼ばかりでなく、日本の現代陶芸を代表する作家である。その特質は、伝統を踏まえながらも、強靭な造形力によって新たな創造領域を拓いたという点にある。ことに休の名によって発表を始めて以降、たとえば井戸茶碗などを手がけず「写し」を排した。割高台茶碗も徹底した造形的解釈によって、決して「写し」ではなく、さらに水指や花入など轆轤によらず、土をそぎ刳り貫くなどの成形方法をとっていることである。ここには、しばしば指摘される休雪の求道的なまでの造形性の追及がみられる。
 本作品は壽雪が休雪を襲名する前に休と名乗っていた時のもので土塊を刀で切り落とし成形するいわゆる角物の最初期の作例である。

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