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萩菱形水指

タイトル(よみ)はぎひしがたみずさし
作家三輪壽雪(十一代三輪休雪) Miwa Jyusetsu
制作年2003年(平成15)
寸法16.5X29.0X22.0㎝
員数1
解説伝統の陶家三輪窯を継承する十一代三輪休雪は、たんに萩焼ばかりでなく、日本の現代陶芸を代表する作家である。その特質は、伝統を踏まえながらも、強靭な造形力によって新たな創造領域を拓いたという点にある。ことに休の名によって発表を始めて以降、たとえば井戸茶碗などを手がけず「写し」を排した。割高台茶碗も徹底した造形的解釈によって、決して「写し」ではなく、さらに水指や花入など轆轤によらず、土をそぎ刳り貫くなどの成形方法をとっていることである。ここには、しばしば指摘される休雪の求道的なまでの造形性の追及がみられる。
 本作品は、その造形性の追及がもっともよく現れた作例であり、文化庁制作の記録映画にこの作品そのものが登場する。やはり轆轤によらず、土塊を錆刀で一気に切り落とし刳り貫くという手法で制作されており、気迫のこもった作品である。

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