正面
六田知弘
青花 龍唐草文 碗(「大明弘治年製」銘)
作品名(よみ) | せいか りゅうからくさもん わん(「だいみんこうちねんせい」めい) |
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時代1 | 明時代 |
時代2 | 弘治(1488-1505) |
窯 | 景徳鎮窯 |
高(cm) | 6.8 |
口径(cm) | 15.0 |
重量(g) | 182 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
登録番号 | 00617 |
解説 | 器形や文様構成は宣徳、成化に見られる小形碗の系譜にあると考えられますが、文様表現はより細かく緻密になっています。碗の外面には宝相華唐草をともなう一対の五爪の龍が描かれており、丸い眼をやや上方に向ける龍の表情は何となくユーモラスで愛らしさを感じさせます。碗の内面中央に蓮池が、そして周囲には蔓唐草がいずれも図案化された構図で、丁寧かつ精緻に描き込まれています。底部の中央には二重圏線内に端正な筆致で「大明弘治年製」の青花銘が見られます。 |