青花 龍牡丹唐草文 双耳壺
作品名(よみ) | せいか りゅうぼたんからくさもん そうじこ |
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時代1 | 元時代 |
時代2 | 14世紀 |
窯 | 景徳鎮窯 |
高(cm) | 38.7 |
最大径(cm) | 32.6 |
重量(g) | 7,640 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
登録番号 | 00562 |
解説 | 大形器が多い元時代の青花磁器のなかでも、ひときわ堂々とした作品で、本来、蓋をともなっていたものです。器表をいくつかの文様帯にわけ、全面を様々な文様で埋める意匠も、元青花に特有のものです。ここでは、胴中央を二分して雲龍と牡丹唐草の二つの主文様が表される珍しい構成となっています。牡丹の花弁と葉の部分には、絵付けの前にあらかじめ陰刻をほどこし、コバルト顔料をひときわ濃く発色させる工夫がされています。両肩には、だみ染めされた獣面形の耳がつき、鐶を通すための孔が見られます。 |