西川茂 NISHIKAWA Shigeru
青花 枇杷鳥文 盤
作品名(よみ) | せいか びわとりもん ばん |
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指定物件 | 重要文化財 |
時代1 | 明時代 |
時代2 | 永楽(1403-1424) |
窯 | 景徳鎮窯 |
高(cm) | 10.0 |
口径(cm) | 50.5 |
重量(g) | 4,620 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
登録番号 | 00560 |
解説 | 直径50センチを超す稜花形の盤の見込みに、枇杷の実をついばむ鳥の姿を余白をたっぷりととって描いています。鳥は中国名を綬帯鳥(じゅたいちょう)といい、「綬」と「寿」の音が通じることから、長寿を表す文様とされます。枇杷は金色の実をたわわにつけることから、富の象徴の文様です。内外の側面には、石榴、桃、茘枝などの瑞果を描き、口縁部にはそれぞれ宝相華唐草文と波濤文を廻らせています。永楽期の青花の文様表現は、それ以前に比べて洗練され、このように白地を適度に残した絵画的な絵付けが行われるようになりました。 |