色絵草花文瓶

作品名(よみ)いろえそうかもんへい
時代1江戸時代
時代21660-1680年代
肥前・有田窯
高(cm)45.2
最大径(cm)24.2
重量(g)3,420
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号02146
解説玉縁状の口縁部に長い頸(くび)がついた大型のいわゆる長頸瓶で、胴部は緊張感ある膨らみを見せています。同時期の染付にも同様の器形が見られます。染付を用いず、赤を主体とした緑・黄・紫の上絵付で、牡丹と太湖石などが余白を生かした繊細な筆致で描かれています。底裏は窯キズを隠すためか上絵付の緑色でベタ塗りされています。柿右衛門様式あるいはそれに先行するものと考えられ、オランダ東インド会社によりヨーロッパに輸出された製品であったと考えられます。

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