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灰釉手付瓶

作品名(よみ)かいゆうてつきへい
時代1平安時代
時代29世紀後半
猿投窯
高(cm)33.6
幅(cm)30.3
口径(cm)14.7
最大径(cm)28.9
重量(g)3,940
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号01219
解説愛知県の猿投窯は鉄分の混じった灰白色の良質の陶土が特徴です。口から胴にかけては淡緑黄色の自然釉が降りかかっています。把手部分の黒褐色の鉄釉は、偶然というよりは把手を補強するための工夫でしょう。高温焼成の窯の中で灰が降りかかって生じる自然釉についてすでに経験的知識をもった陶工の知恵といえるでしょう。火葬蔵骨器の一種と考えられています。

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