西川茂 NISHIKAWA Shigeru

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青花 梅竹文 壺 (「辛丑」銘)

作品名(よみ)せいか うめたけもん つぼ (「しんちゅう」めい)
時代1朝鮮時代
時代21481年
広州官窯
高(cm)31.3
口径(cm)14.2
最大径(cm)29.8
重量(g)5,220
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00584
解説胴には梅竹文、頸と胴裾にはそれぞれ如意頭と二重蓮弁文帯が従属文として配されています。大きく交差した梅樹が巧みに表現され、梅花と背景の竹には微妙に顔料の濃淡がつけられ、一幅の絵画を見るようです。梅竹文は15-16世紀の朝鮮宮廷絵画に通じ、官窯に画員を遣わして絵付けをさせたという文献記録を裏付けます。高台裏面の干支銘「辛丑」は1481年の可能性が高く、そうであれば15世紀末の青花の基準作となるだけでなく、宮廷絵画の資料としても貴重です。類似した陶片が、京畿道広州市燓川里9号窯址から出土しています。

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