正面

六田知弘

白磁透彫 蓮花文 盆台

作品名(よみ)はくじすかしぼり れんかもん ぼんだい
時代1朝鮮時代
時代216世紀
高(cm)39.5
最大径(cm)26.4
重量(g)8,720
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00247
解説本作は盆台で、植木鉢などをのせるものと見られます。実際に陶製の植木鉢も宮殿址や窯址から出土しています。主文様の透彫による蓮花文は、一見簡略化された図案にも見えますが、ほとばしる植物の生命力を見事にとらえて余すところがありません。胴裾には、力強い片切彫りによる蓮弁文が施されています。本作は釉胎が青味を帯び、蓮花に線刻による点線を廻らせるなど、16世紀頃のものでしょう。類似した装飾をともなう瓶の作例も知られています。

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