西川茂 NISHIKAWA Shigeru
青磁象嵌 竹鶴文 梅瓶
作品名(よみ) | せいじぞうがん たけつるもん めいぴん |
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時代1 | 高麗時代 |
時代2 | 12-13世紀 |
窯 | 扶安柳川里窯 |
高(cm) | 29.2 |
最大径(cm) | 17.6 |
重量(g) | 2,053 |
コレクション名 | 安宅コレクション |
クレジット表記 | 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと) |
登録番号 | 00158 |
解説 | 肩が強く張り、胴裾にいたってS字状に絞られる美しい曲線は、高麗時代の梅瓶の一つの特徴です。肩には茘枝文を組み込んだ袱紗(ふくさ)文が四方に広がり、胴裾には蓮弁文帯と雷文帯がめぐらされています。胴の中央には、高く茂った竹の根元に鶴が遊ぶ姿を四面に施し、叙情的で絵画的な文様構成が見事な効果を上げています。灰青緑色の釉色や文様が端正な作行きを示す、高麗青磁の逸品です。同類の陶片が扶安郡柳川里窯址で発見されており、本作も柳川里窯の製品と思われます。 |