正面

六田知弘

青磁陰刻 蓮花文 三耳壺

作品名(よみ)せいじいんこく れんかもん さんじこ
指定物件重要美術品
時代1高麗時代
時代212世紀
高(cm)18.9
幅(cm)14.6
最大径(cm)14.2
重量(g)972
コレクション名安宅コレクション
クレジット表記大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:〓(各画像左下の撮影者名を記入のこと)
登録番号00157
解説蓋の鈕(ちゅう)や肩の耳は、金属器の装飾を忠実に写しています。この部分に紐を通して、蓋と身を固定したのでしょう。小振りながらも器形、釉色、文様など、12世紀の高麗青磁最盛期の典型作の一つに数えられます。胴面にはごく細い線彫りで文様が施されていますが、少し離れるとわからないほど繊細です。蓋と身は別々に焼かれ、蓋の裏は総釉で硅石(けいせき)目が四つ、また壺の高台には耐火土目跡が四つ見られます。

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