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松江城天守鎮宅祈祷札(三重きた)

資料名(ヨミ)マツエジョウテンシュチンタクキトウフダ(サンジュウキタ)
大分類歴史
中分類金石文
小分類木類
時代・時期近世
解説建物(天守)を鎮めるために打ち付けた祈祷札                           
1950~55年(昭和25~30)にかけて行われた天守の解体修理のときに、一階から三階の柱などから梵字が書かれた四枚の木札が発見された。これらから松江城天守の建築にあたって、真言宗の作法に則った鎮宅祈祷が行われたことが分かる。
八字文殊真言の祈祷札である。裏面に「三重きた」と記されている。八字文殊真言は再建、改築、修理の際、主に使う真言だと言われている。
文化財指定国宝(建造物)附指定
参考文献『雲州松江の歴史をひもとく(松江歴史館展示ガイド)』(松江歴史館、2016年)

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