実繰
資料名称フリガナ | サネクリ |
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大分類 | 民俗 |
中分類 | 生産生業 2 |
小分類 | 繊維 8 |
資料番号 | HF28-000004 |
現地呼称・現地別称 | ワタクリキ |
使用地(市町村) | 菊池郡西合志町 |
公開解説 | 綿花から種を取り除く道具です。熊本県ではワタクリ、ワタクリキなどと呼ばれています。綿花とはワタ(アオイ科ワタ属)の実が熟して弾けると現れる、花のように見える白い繊維です。綿花の中には小さな黒い種がいくつも入っていますが、繊維と強く結びついており、手で種を引きはがすのは大変なため、このような道具が発明されました。中央の丸い二本の棒の間に綿花を挟みハンドルを回して回転させると、繊維は先に送られ、種は手前に落ちる仕組みになっています。これは「新案特許第20265號」とあります。 |
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