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三美神

資料ID710
中分類工芸
小分類陶磁
コレクション分類マイセン
法量1点 幅34.0高40.5
制作年1860~80年
作者名A原型:クリスチャン・ゴットフリート・ユヒツァー
作者情報マイセン
 ヨーロッパで最初に硬質磁器の焼成に成功したマイセン窯は、ドイツ、エルベ河畔のアルブレヒツブルグに創設された王立磁器製作所を起源とする。マイセンにおいて磁器焼成に成功したのはヨハン・フリードリッヒ・ベッドガー(1682~1719)で、ザクセンン国王アウグストは1710年には現在も窯場のあるアルブレヒツブルグ城内に王立の磁器製作所を設立して国家事業としての磁器製作を始めている。マイセン磁器は彫塑家、造形師、絵付師など各陶工がそれぞれの仕事をして一つの作品を制作している。設立当初に造られた「原型」は今も保管されており、今日でもその「原型」をもとに伝統的な作品は創作当初の方法で制作される。マイセン造形の祖とも言える造形師はヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1706~1775)、絵付師としてはヨハン・グレゴール・ヘロルト(1696~1775)が知られている。

資料解説マイセン磁器は時代によって様々な様式を持つ。18世紀半ばから19世紀にかけてヨーロッパでは古代ギリシア・ローマ風の作品が好まれるようになる。マイセンでも、新古典主義と呼ばれるギリシア・ローマ時代のスタイルを模した作品が多く作られたが、この時代を代表する造形家がクリスチャン・ゴットフリート・ユヒツァー(1752~1812)で、1784年に制作された「三美神」はその代表作である。ギリシア神話を主題とした「三美神」は、アグライア(華麗)、タリア(花の盛り)、オイフロジーネ(明朗)の三人の女神をあらわしている。本作は、この「三美神」を原型としたものである。

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