富士図9-1

資料ID2007
中分類素描・下絵
小分類下絵
コレクション分類佐々木家下絵
法量123.0×41.0
制作年江戸後期
資料解説加賀藩御用絵師、佐々木家に伝わる粉本。狩野探幽以後、狩野派は先人の画稿を尊重し蓄積したといわれるが、39点残されている本学所蔵の下絵にも、多様な画題があり、鶴梅竹図、竹雀・梅月図、福禄寿・松・梅図、李白・瀧図、龍虎図、蘆燕・稲雀図、藤・芙蓉図、富士図、松八頭・雀図、流れに桃花樹図、瀧に桃樹図など、山水や花鳥など景観をあらわしたものから、西王母図、寿老・大黒・恵比寿図、 などがある。ほとんどが二幅対や三幅対の下絵で、「佐々木泉景」や「天保13年11月御用」など墨書のあるものもある。

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