渓声

資料ID16
中分類日本画
法量縦209.5 横155.5
制作年1982年(昭和57)
作者名A曲子光男
作者情報1915年北海道生まれ。旧姓赤井。5歳で父を亡くし、9歳で石川県河北郡七塚村(現:かほく市)の祖父の実家に預けられた後、10歳で遠戚にあたる京都の友禅業曲子光峰の養子となる。1927年に京都市立美術工芸学校絵画科に入学。1933年、京都市立美術工芸学校絵画科卒業。同年、京都市立絵画専門学校本科に入学し、西山翠嶂、川村曼舟らに師事する。1935年、 堂本印章の画塾・東丘社に入門する。1936年、京都市立絵画専門学校を卒業。同年、文展監査展に《濱木綿の丘》が入選、選奨となる。以降、文展、日展を中心に活躍する。1984年、京都府文化賞功労賞受賞。1980年金沢美術工芸大学非常勤講師、1984年東丘社幹事長、1992年顧問となる。出生地の北海道の雄大な自然や、幼年の一時を過ごした北陸の風土を彷彿させる重厚な風景を描いた。
資料解説渓谷の中、段状の険しい岩肌に沿って清流が上部から流れ落ちる様子が描かれている。作品タイトルである「渓声」は、滝が流れる音のこと。東洋的なモノクロームの微妙な階調を生かし、渓流の硬質な岩肌と清流の流れを、大胆に構成した。第14回日展出品作品。

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