(資料群)高橋C家 資料

資料群・作家名(ヨミ)たかはしCけしりょう

略歴・解説

1~11は「カバヤ文庫」の本である。「カバヤ文庫」とは、岡山のカバヤ食品株式会社が販売していたキャラメルの景品で、昭和27~29年(1952~54)にかけてほぼ週刊のペースで159冊、2500万部が発行された。1個10円のカバヤキャラメルの箱に入っているカード(文庫券)を50点分集めると、本1冊と引き換えることができた。12は本の引き換え方法などを書いたものである。
当時、子供向けの本は少なく、また高価であった。「二千万児童に珠玉のような名作を」というキャッチフレーズを掲げた「カバヤ文庫」は、世界・日本の代表的な名作を網羅したもので、本を求める子ども達に広く支持され、好評を博した。「カバヤ文庫」を集め、学校図書や学級文庫にする動きも全国的に見られたという。
(香川県歴史博物館『収蔵資料目録 平成10年度』より、一部修正し転載)

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