瓦製外容器(大宮神社経塚資料のうち)

作家名・資料群名(資料群)植村家 資料
収蔵番号UH0#00002
資料番号2
法量(cm)外径15.3 総高27.1
時代12世紀後半
内容大宮神社境内付近。
解説屋島南嶺にある大宮八幡神社の境内付近から見つかった経塚である。末法思想を背景に、法華経などを埋納する経塚は各地で作られた。経筒・外容器・蓋石・合子のほかに、経巻の紙片と川原石も見つかった。この銅板製経筒は、蓋の造形から平安末~鎌倉初期、瓦製外容器は12世紀後半作。屋島には、山頂に江戸時代の一字一石経塚があることが知られており、また『讃岐国名勝図会』には、屋島南嶺に「経塚」という地名を載せ、経塚にまつわる記事を載せている。屋島周辺一帯は経塚の一群集地であった。

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