刀 朱銘 長義

収蔵番号MY0#01114
資料番号302
内容作者 長義
時代 南北朝時代(貞治)
国別 備前(相伝備前)
造込 鎬造 庵棟 大鋒
長さ 刃長六八・五㎝、全長八六・一㎝、反り一・七
銘 朱銘「長義」
茎 浅い栗尻 (目釘孔)二 (鑢)筋違
地 板目肌立ちごころに地沸つく、映り淡し
刃 丁子刃、小沸ごころなり、逆ごころに足葉入り、小湾れ調となる
鋩子刃 乱れて返る
備考 出来よし
解説長義は備前国(現岡山県)の刀工であるが、同国の他の流派とは異なる、相模国(神奈川県)の流派の影響をうけた刃文を焼き、「相伝備前」と呼ばれる。南北朝時代特有の長く大きな切先をしており、刃文は刃元に向かって倒れ掛かるようなかたちで、全体としてゆるやかな曲線がつらなるようになりながら、その中に動きがある。

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