刀 無銘 吉岡一文字
収蔵番号 | B97000639 |
---|---|
資料番号 | B9700628 |
形態・員数 | 1口 |
法量(cm) | 刃長66.6 |
時代 | 鎌倉時代末期~室町時代初期 |
内容 | 作者 吉岡一文字 時代 鎌倉時代 国別 備前 造込 鎬造 庵棟 中鋒 長さ 刃長六六・五㎝、全長八二・四㎝、反り二・四㎝ 銘 無銘 茎 栗尻 (目釘孔)一 (鑢)切 地 板目、小杢目交じり肌立ちごころ、映り淡し 刃 直刃調に丁子刃揃い、足・葉入る 彫 刀樋掻き通す 鋩子刃 のたれて小丸 備考 讃岐松平家発給の「証」(松平家伝来証明)附属 |
解説 | 「一文字」とは鎌倉時代の備前国(現岡山県)に発生した刀鍛冶の一流派で、拠点とした場所の地名をとって「吉岡一文字」と称する。切先がややつまったような「猪首」とよばれる形になっているのが鎌倉時代の特徴。丁子(クローブ)の花のようなかたちをした刃文がそろって一見すると真っすぐにみえる。 |