出口延経

分野分類 CB宗教学・神道学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
大分類国学関連人物データベース
タイトル出口延経
+ヨミガナ / NAME / 性別デグチ ノブツネ / DEGUTI NOBUTUNE / 男
+別称〔姓〕度会 【和】
〔称〕市之丞・権大夫・帯刀 【和】
〔号〕講古堂 【和】
+生年月日明歴3年<1657>10月17日 【国1】
+没年月日正徳4年<1714>8月21日 【国1】
+享年58歳 【国1】
+典拠国伝1,和学者総覧.6741
+史資料〔史學雑誌12〕
 延経の學は、延佳に比して着実なりしが如く、學説もまた精覈なりしが如し。是れ延佳は草創者ともいふべく、延経はこれを整理して、発探するの位置にあれば、自ら然らざるを得ず。延佳と延経との異同は、恰も仁斎と東涯との異同あるに似たり。而して延経の學問は、父に勝れたるが如し。吉見幸和も學風の父に比して正しきを賛せり。<五部書説弁第七>加之ならず。幸和は延経の門に遊びて其の説の淵底をも、直伝せられたるものなり。<偽妄弁論第一>実に延経の學は、考証的に傾きたれば、自ら牽合附會の少き所以なり。延経は神名略記に、外宮の祭神を、単に豊受太神と記しゝは、従来度合氏の持説の外に出でたるが如し。彼れはまた、天照大神の男体説を唱へり。また弁ト抄を著して、吉田家の本系等を始め、彼家は専有せる神道上の職権につきて、説破する所ありき。実に吉見幸和の増補弁ト抄俗解は、この弁ト抄を増補敷衍せるものなり。
+辞書類神大,和歌,大事典,名家
-40496 国学関連人物データベース 36 1 CKP000156 出口延経 DEGUTI NOBUTUNE 〔史學雑誌12〕
 延経の學は、延佳に比して着実なりしが如く、學説もまた精覈なりしが如し。是れ延佳は草創者ともいふべく、延経はこれを整理して、発探するの位置にあれば、自ら然らざるを得ず。延佳と延経との異同は、恰も仁斎と東涯との異同あるに似たり。而して延経の學問は、父に勝れたるが如し。吉見幸和も學風の父に比して正しきを賛せり。<五部書説弁第七>加之ならず。幸和は延経の門に遊びて其の説の淵底をも、直伝せられたるものなり。<偽妄弁論第一>実に延経の學は、考証的に傾きたれば、自ら牽合附會の少き所以なり。延経は神名略記に、外宮の祭神を、単に豊受太神と記しゝは、従来度合氏の持説の外に出でたるが如し。彼れはまた、天照大神の男体説を唱へり。また弁ト抄を著して、吉田家の本系等を始め、彼家は専有せる神道上の職権につきて、説破する所ありき。実に吉見幸和の増補弁ト抄俗解は、この弁ト抄を増補敷衍せるものなり。 出口延経 DEGUTI NOBUTUNE , 6741 国伝 全 36087 2009/05/15 kouju108 2020/10/19 teshina 本登録 0 男 デグチ ノブツネ / DEGUTI NOBUTUNE / 男 でぐち のぶつね デグチ ノブツネ 出口 【和】 權大夫 【国1】市之丞 【和】 市之丞 【国1】 講古堂,帯刀 【国1】 〔姓〕度会 【和】
〔称〕市之丞・権大夫・帯刀 【和】
〔号〕講古堂 【和】 43938 明歴3年<1657>10月17日 【国1】 8月21日 正徳4年<1714>8月21日 【国1】 58歳 【国1】 1657 - 1714 国伝1,和学者総覧.6741 〔史學雑誌12〕
 延経の學は、延佳に比して着実なりしが如く、學説もまた精覈なりしが如し。是れ延佳は草創者ともいふべく、延経はこれを整理して、発探するの位置にあれば、自ら然らざるを得ず。延佳と延経との異同は、恰も仁斎と東涯との異同あるに似たり。而して延経の學問は、父に勝れたるが如し。吉見幸和も學風の父に比して正しきを賛せり。<五部書説弁第七>加之ならず。幸和は延経の門に遊びて其の説の淵底をも、直伝せられたるものなり。<偽妄弁論第一>実に延経の學は、考証的に傾きたれば、自ら牽合附會の少き所以なり。延経は神名略記に、外宮の祭神を、単に豊受太神と記しゝは、従来度合氏の持説の外に出でたるが如し。彼れはまた、天照大神の男体説を唱へり。また弁ト抄を著して、吉田家の本系等を始め、彼家は専有せる神道上の職権につきて、説破する所ありき。実に吉見幸和の増補弁ト抄俗解は、この弁ト抄を増補敷衍せるものなり。 神大,和歌,大事典,名家 首書延喜大神宮式(一)・二所皇大神宮神名略記(一)・神事随筆(一)・斎宮部類(五)・弁卜抄(一)②、神道古典考(六)・続神異記(二)・伊勢末社参詣要略(一)・伊勢両宮案内記(二)・伊勢両宮服忌令考証(一)・皇大神宮年中行事③ 史資料 明暦(1655-1658) 万治(1658-1661) 寛文(1661-1673) 延宝(1673-1681) 天和(1681-1684) 貞享(1684-1688) 元禄(1688-1704) 宝永(1704-1711) 正徳(1711-1716)
資料ID40496

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