落合直亮
| 大分類 | 明治期国学・神道・宗教関係人物データベース |
|---|---|
| 分野分類 ＣＢ | 宗教学・神道学 |
| 人名 | 落合直亮 |
| +読み仮名 / NAME / 性別 | おちあい なおあき / OCHIAI Naoaki / 男 |
| +別称 | 〔称〕源一郎［国史］ |
| +生年月日 | 文政10年（1827）8月26日［国史］ |
| +没年月日 | 明治27年（1894）12月11日［国史］ |
| 学統・宗派 | 山内嘉六、堀秀成［志士］ |
| +研究書・伝記 | 長谷川伸『相楽総三とその同志』新小説社、1943年。 桜沢一昭『草の根の維新』埼玉新聞社、1982年。 前田透『落合直文—近代短歌の黎明』明治書院、1985年。 |
| +研究論文 | 落合秀男「落合直文とその周辺（2）」『短歌』2711、角川書店、1980年。 安藤良平「国事鞅掌者の映像」『跡見学園女子大学紀要』13、1980年。 古川清彦「飯田武郷とその周辺」『国文学研究資料館紀要』7、1981年。 村主巌「落合直亮と近藤勇と—維新前後から明治初期にかけての時代相に関する一考察」『宮城県医師会報』475、1985年。 村主巌「落合直亮と近藤勇と」『日本医事新報』3213、1985年。 |
| +事典・略伝等 | 「故落合直亮事蹟」贈位内申書〔国立公文書館所蔵〕。 「落合君国事鞅掌に関する来歴」『史談会速記録』12〜13・15、1893年。 堀江秀雄「落合直亮先生の小伝」『国文学』34、国文学雑誌社、1901年。 落合直文「白雪物語」『萩之家遺稿』落合直幸、1905年〔『落合直文集』〈明治書院、1927年〉に再録〕。 ☆史談会編『国事鞅掌報効志士人名録』1、今津隆治、1909年〔『国学者伝記集成』続に再録〕。 清水庫之祐『八王子を中心とせる郷土偉人伝』文華堂、1921年。 佐藤寅太郎『信濃人物志』文正社、1922年。 松宮静二編「日本人物大年表（今代編・上）」『國學院雜誌』361、1930年。 仙台人名大辞書編刊『仙台人名大辞書』、1933年。 坂本辰之助『維新の烈士国学の泰斗 飯田武郷翁伝』明文社、1944年。 小泉苳三『近代短歌史』明治篇、白揚社、1955年。 宮城県史編纂委員会編『宮城県史』14、宮城県史刊行会、1958年。 市村咸人『伊那尊王思想史』国書刊行会、1973年。 田尻佐編『贈位諸賢伝』下、近藤出版社、1975年（増補版）。 武蔵野郷土史刊行会編刊『多摩の人物史』、1977年。 上田万年監修『国学者伝記集成』続、名著刊行会、1978年。 『日本人名大事典』1、平凡社、1979年。 ☆国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』2、吉川弘文館、1980年。 日本歴史学会編『明治維新人名辞典』吉川弘文館、1981年。 河北新報社宮城県百科事典編集本部編『宮城県百科事典』河北新報社、1982年。 神社新報社編刊『神道人名辞典』、1986年。 下中弥三郎編『神道大辞典』臨川書店、1986年（復刻版）。 井上順孝・阪本是丸編著『日本型政教関係の誕生』第一書房、1987年。 大植四郎編著『明治過去帳—物故人名辞典』東京美術、1988年（新訂版）。 國學院大學日本文化研究所編『和学者総覧』汲古書院、1990年。 薗田稔・橋本政宣編『神道史大辞典』吉川弘文館、2004年。 |
| +略年譜 | 文政10年（1827） 8月26日、武蔵国多摩郡駒木野村で、落合俊雄の長男として生まれる。幼時、叔父の山内嘉六のもとで国学を学び、後には堀秀成に就く。また菅野得斎、遠山雲如のもとで漢籍を学ぶ［志士、国史］。 嘉永6年（1853） 家督を弟・直澄に譲り、尊王攘夷運動に加わる［国史］。 文久3年（1863） 幕府による浪士の募集に応じ、上京［志士］。 慶応3年（1867） 10月、薩摩藩による浪士の募集に応じ、小島四郎（相楽総三）、権田直助らとともに江戸の薩摩藩邸に集まり、糾合所屯集隊を組織。副総裁に就任［志士、国史］。 明治元年（1868） 1月3日、京に入り、翌日西郷隆盛に関東の状況を報告。5日、征討大将軍嘉彰親王に従い、大阪に赴き、その後四国中国鎮撫総督に従い、姫路に赴く。3月、岩倉具視の命により関東を視察し、3月に帰京し報告［志士］。5月、刑法官監察試補を仰せ付けられる。6月、刑法官監察知事を仰せ付けられる。8月、伊奈県判事に任ぜられる［事蹟］。 明治3年（1870） 1月、伊奈県大参事に任ぜられる［国史］。 明治4年（1871） 4月、横浜打払い事件に連坐し、免官［国史、事蹟］。 明治6年（1873） 3月、志波彦神社宮司に任ぜられ、兼大講義に補せられる［事蹟］。仙台市神道中教院の統督に就任［志士、国史］。7月、宮城県内教導取締を命じられる［事蹟］。 明治7年（1874） 3月8日、権少教正に補せられる［日本型］。 明治8年（1875） 1月、塩竃神社宮司を兼任［事蹟］。 明治10年（1877） 5月、依願免官。10月、神宮教院本教館育材課長に任命［事蹟］。 明治11年（1878） 5月、神宮禰宜に就任［事蹟］。 明治12年（1879） 5月、兼権中教正に補せられる［事蹟］。 明治13年（1880） 3月、本教館育材課長を依願免職［事蹟］。 明治15年（1882） 3月、神宮禰宜を依願免官［事蹟］。4月、神宮教〔神道神宮派？〕第十三教区本部長に任命［直文］。7月、中教正に補せられる［事蹟］。 明治17年（1884） 5月、神宮教第四教区本部長に任命［直文］。 明治19年（1886） 4月、大教正に補せられる［事蹟］。 明治24年（1891） 11月、大教正を免職。 明治26年（1893） 11月、駿河国浅間神社宮司となる。12月、依願免職［事蹟］。 明治27年（1894） 12月11日、死去［国史］。 昭和3年（1928） 11月、従五位を追贈される［贈位］。 |
| +主要著作 | 【主要著作】 『明道論』 『正名断』 『本末論』 『国体論』 『そへひも』清水広景、1891年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/863959〕。 『てにをはのたまだすき』清水広景、1889年〔http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/864012〕。 【国学関連人物データベース】 http://21coe.kokugakuin.ac.jp/db2/kokugaku/otiai.001.html http://kamc.kokugakuin.ac.jp/DM/detail.do?class_name=col_ckp&data_id=39060 |
| +キーワード（１） | 神道家教導職 |
| +キーワード（２） | 神宮教院（神宮教、神宮奉斎会） |
| +国学関連人物データベース | http://jmapps.ne.jp/kokugakuin/det.html?data_id=43464 |
| +国学関連人物データベース | http://21coe.kokugakuin.ac.jp/db2/kokugaku/otiai.001.html |
| データベースの典拠 | ［事蹟］＝「故落合直亮事蹟」贈位内申書〔国立公文書館所蔵〕。 ［志士］＝史談会編『国事鞅掌報効志士人名録』1、今津隆治、1909年。 ［贈位］＝田尻佐編『贈位諸賢伝』下、近藤出版社、1975年（増補版）。 ［国史］＝吉田常吉「落合直亮」国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』2、吉川弘文館、1980年。 ［直文］＝前田透『落合直文—近代短歌の黎明』明治書院、1985年。 ［日本型］＝井上順孝・阪本是丸編著『日本型政教関係の誕生』第一書房、1987年。 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 40223 |
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