こ
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | こ;籠 |
+表記 | 籠 |
Title | Ko |
テキスト内容 | 竹や藤蔓などで編んで作った物入れ。神話的には、神聖なものが隠る特別な容器。紀には山幸彦が海宮へと行く折に、塩土の翁が「無目籠」を作り、「内彦火火出見尊於籠中、沈之于海」とあり、記では塩椎の神が「造无間勝間之小船」を作ったとあり、「無目籠」はマナシカツマと訓むのであろう。一般に籠は実用的に用いられたものであり、万葉集には雄略天皇が春の丘辺で若菜を摘む少女に、「籠毛与 美籠母乳」(1-1)と、可愛い籠を持つ少女に声を掛ける。また、海女も籠を腰につけて海に潜っていたことが「女者腰帶鑿籠潜採深潭之底者也」(巻五自哀文)から窺われる。 |
+執筆者 | 辰巳正明 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32447 |
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