うす

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名うす;碓;臼
+表記碓・臼
TitleUsu
テキスト内容穀物を搗いたり、粉にする道具。日常的な道具であるが、それが重要な道具であると特別視される。記によると双子の兄弟が生まれる時に、天皇が「則誥於碓」ということから大碓命・小碓命と名付けられたという。碓に向かって大声で叫んだというのである。碓は、誕生に関わる重要な道具であったことが知られる。また、鹿が天皇に奉仕する時に、「さひづるや 辛碓に舂き 庭に立つ 手碓に舂」(16-3886)かれることで、自らの身が役立つことを誇る。辛碓は外来の碓であり、韓国あるいは唐からの伝来で、石臼である。特に碾磑と呼ばれる碓は、水力で展開させる臼であり、水碓とも呼ばれる。
+執筆者辰巳正明
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID32438
-73041402009/10/19hoshino.seiji00DSG000828うす;碓;臼Usu穀物を搗いたり、粉にする道具。日常的な道具であるが、それが重要な道具であると特別視される。記によると双子の兄弟が生まれる時に、天皇が「則誥於碓」ということから大碓命・小碓命と名付けられたという。碓に向かって大声で叫んだというのである。碓は、誕生に関わる重要な道具であったことが知られる。また、鹿が天皇に奉仕する時に、「さひづるや 辛碓に舂き 庭に立つ 手碓に舂」(16-3886)かれることで、自らの身が役立つことを誇る。辛碓は外来の碓であり、韓国あるいは唐からの伝来で、石臼である。特に碾磑と呼ばれる碓は、水力で展開させる臼であり、水碓とも呼ばれる。1004うす碓・臼辰巳正明う1

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