あおうま

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名あおうま;あをうま;青馬
+項目名(旧かな)あをうま
+表記青馬
TitleAouma
テキスト内容①青毛の馬。②人日の馬。①は「おのれ故罵らえて居れば青馬の面高夫駄に乗りて来べしや」(12-3098)と詠まれ、自分のせいで誰かから叱られているようだが、以下の意味が不明であり青馬の意味が理解し難い。②は大伴家持の歌に「水鳥の鴨の羽色の青馬を今日見る人は限りなしといふ」(20-4494)とあり、1月7日に作ったという。鴨の羽色は烏の濡れ羽色のように、青々と光るので青馬を導く。7日は中国の人日に当たり、五節句の一。青は東方の色で季節は春を表し、青馬は宮中に春を告げるための儀式に用いられた。その青馬を人々が見ると春の精を身に帯び、長生き出来ると考えたので、人日に青馬を見るのである。平安時代になると青馬が白馬になり、白馬と書いてもアオウマと訓む習慣が残った。
+執筆者辰巳正明
-68998402009/07/06hoshino.seiji00DSG000824あおうま;あをうま;青馬Aouma①青毛の馬。②人日の馬。①は「おのれ故罵らえて居れば青馬の面高夫駄に乗りて来べしや」(12-3098)と詠まれ、自分のせいで誰かから叱られているようだが、以下の意味が不明であり青馬の意味が理解し難い。②は大伴家持の歌に「水鳥の鴨の羽色の青馬を今日見る人は限りなしといふ」(20-4494)とあり、1月7日に作ったという。鴨の羽色は烏の濡れ羽色のように、青々と光るので青馬を導く。7日は中国の人日に当たり、五節句の一。青は東方の色で季節は春を表し、青馬は宮中に春を告げるための儀式に用いられた。その青馬を人々が見ると春の精を身に帯び、長生き出来ると考えたので、人日に青馬を見るのである。平安時代になると青馬が白馬になり、白馬と書いてもアオウマと訓む習慣が残った。1あおうまあをうま青馬辰巳正明あ1
資料ID32434

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