やまにすむひと
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | やまにすむひと;山に住む人 |
+表記 | 山に住む人 |
Title | Yamanisumuhito |
テキスト内容 | 仙人。忍壁皇子に献呈した歌に「仙人の形を詠めり」とあり「とこしへに夏冬行けや裘扇放たぬ山に住む人」(9-1682)と見える。仙人の形を詠んだというから、歌は題詠であることが知られるが、おそらくこの歌の詠まれた時に、皇子の近辺には仙人の人型が存在したのであろう。夏でも冬でも裘や扇をいつも身につけていて放つことがないというのは、その形態を見ていることにより発想されているものである。万葉集には神仙願望が見られるが、それは思想的側面からである。しかし、この歌によりすでに異国の新たな神である仙人が、人型を通して理解されていたことを知る。 |
+執筆者 | 辰巳正明 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32382 |
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