むつきたつ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名むつきたつ;正月立つ
+表記正月立つ
TitleMutsukitatsu
テキスト内容「むつき」は、1年の最初の月。陰暦正月の異称。この月は、神事の行われる月。「むつき」は神と人とが親しむ月の意であろう。「立つ」は到来の意であるが、基本は神なるものは自然の中から立ちあらわれる。すなわち、顕現の意である。「正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ」(5-815)「正月立つ春の初めにかくしつつ相し笑みてば時じけめやも」(18-4137)はいずれも、正月の宴の歌である。梅をかざし、ともに笑み、心身ともに新たにする月である。こうした、歌には、正月がたつと春になるという季節観がみえ、その正月がたつと行われる様々な儀礼が、背景にある。
+執筆者辰巳正明
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID32355
-68919402009/07/06hoshino.seiji00DSG000745むつきたつ;正月立つMutsukitatsu「むつき」は、1年の最初の月。陰暦正月の異称。この月は、神事の行われる月。「むつき」は神と人とが親しむ月の意であろう。「立つ」は到来の意であるが、基本は神なるものは自然の中から立ちあらわれる。すなわち、顕現の意である。「正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ」(5-815)「正月立つ春の初めにかくしつつ相し笑みてば時じけめやも」(18-4137)はいずれも、正月の宴の歌である。梅をかざし、ともに笑み、心身ともに新たにする月である。こうした、歌には、正月がたつと春になるという季節観がみえ、その正月がたつと行われる様々な儀礼が、背景にある。746むつきたつ正月立つ辰巳正明む1

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