みわがさき・みわのさき
| 大分類 | 万葉神事語辞典 |
|---|---|
| 分野分類 CB | 文学 |
| 文化財分類 CB | 学術データベース |
| 資料形式 CB | テキストデータベース |
| +項目名 | みわがさき・みわのさき;三輪崎・神埼 |
| +表記 | 三輪崎・神埼 |
| Title | Miwagasaki / Miwanosaki |
| テキスト内容 | 集中に2例みられる地名。場所については、いくつかの説がみられるが、現在の、和歌山県新宮市の三輪崎とされている。用例は、長忌寸奥麻呂の作歌の「苦しくも降り来る雨か三輪の崎狭野の渡りに家もあらなくに」(3-265)と、「三輪の崎荒磯も見えず波立ちぬいづくゆ行かむ 避き道はなしに」(7-1226)の2首。紀には神武天皇が東征の際、「狭野」を越えて、熊野の神邑(みわむら)に到着したとある。ミワは「うま酒 瓶(みわ)」が本来の意と思われ、神に供する酒の容器であったが、後に神そのものへと転化したと考えられる。その点から、神の領域としての三輪山や御崎が生じた。 |
| +執筆者 | 辰巳正明 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 32352 |
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