みふねのやま

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名みふねのやま;三船の山
+表記三船の山
TitleMifunenoyama
テキスト内容万葉集に「み吉野の三船の山」(3-244)、「滝の上の三船の山」(3-242)と表現される奈良県吉野郡吉野町宮滝上流に位置する山。吉野の宮滝周辺の山を象徴する存在であったと考えられ、「大君は千歳にまさむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめや」(3-243)と、大君に対する讃美表現として「千歳」と対照させられる「三船の山」の「白雲」を詠う。こうした表現は三船の山が元来、「滝の上の三船の山は恐けど思ひ忘るる時も日もなし」(6-914)と、いくら三船の山が「恐い山」であっても、恋人のことを忘れる日はないという1首にもうかがえるように、神の坐す山として畏怖される存在であったことから派生した表現であると考えられる。
+執筆者城﨑陽子
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID32343
-68907402009/07/06hoshino.seiji00DSG000733みふねのやま;三船の山Mifunenoyama万葉集に「み吉野の三船の山」(3-244)、「滝の上の三船の山」(3-242)と表現される奈良県吉野郡吉野町宮滝上流に位置する山。吉野の宮滝周辺の山を象徴する存在であったと考えられ、「大君は千歳にまさむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめや」(3-243)と、大君に対する讃美表現として「千歳」と対照させられる「三船の山」の「白雲」を詠う。こうした表現は三船の山が元来、「滝の上の三船の山は恐けど思ひ忘るる時も日もなし」(6-914)と、いくら三船の山が「恐い山」であっても、恋人のことを忘れる日はないという1首にもうかがえるように、神の坐す山として畏怖される存在であったことから派生した表現であると考えられる。734みふねのやま三船の山城﨑陽子み1

PageTop