みちのかみ
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | みちのかみ;道の神 |
+表記 | 道の神 |
Title | Michinokami |
テキスト内容 | 交通路を守護する神。記紀には道敷の神・道坂の神・道の長乳歯の神・道俣の神などの神名が見え、これらは道を象徴する神であろう。道がこのように多くの神の管理下にあると考えるのは、道が四方八方へと通じる無限定な性格を持つことから、悪霊も入り込む人智を逸脱する異界と通じる所であること、特に「八衢」では占いや歌垣が行われているように、神々の活動の場でもあり、それ故にそこでは神意が大きく働くと考えられていたのである。万葉集には大伴家持が部下の大伴池主との別れに「玉桙の道の神たちまひはせむ我が思ふ君をなつかしみせよ」(17-4009)と歌うように、大切な人の旅の安全を願うのは、道の神に対してであった。 |
+執筆者 | 辰巳正明 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32332 |
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