ほきとよもす
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | ほきとよもす;寿きとよもす |
+表記 | 寿きとよもす |
Title | Hokitoyomosu |
テキスト内容 | めでたい言葉で対象を様々にほめたたえること。「寿き」は言葉で相手を予祝すること。折口信夫によれば、言語精霊の存在を信じていた古代人は事の好果を祈るために、まず神の徳を讃えて、豫めめでたい言葉で祝福して、このように栄えるようにと祈った(『全集7』)という。記の仁徳天皇条に、あなたさまのご子孫がずっと末永く国をお治めになるしるしとして、雁が卵を産んだとする歌があり、「此は、本岐歌の片歌ぞ」としている。万葉集では「千歳寿き 寿きとよもし」(19-4266)と天皇の治世が千年にも続くこと、その天皇に奉仕することをもって「寿きとよもし」たことが詠われている。これは、天皇を神として臣下が呪祝する方法であった。「とよもす」とは響かせることである。 |
+執筆者 | 加藤紗弥香 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32290 |
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