ふゆごもり
| 大分類 | 万葉神事語辞典 |
|---|---|
| 分野分類 CB | 文学 |
| 文化財分類 CB | 学術データベース |
| 資料形式 CB | テキストデータベース |
| +項目名 | ふゆごもり;冬ごもり |
| +表記 | 冬ごもり |
| Title | Fuyugomori |
| テキスト内容 | 春の枕詞。冬の状態が隠れ、春が来たことをあらわす。「冬ごもり春さり来れば」(1-16)は近江朝の歌で春が来る状態をこのように理解していた。折口信夫によれば「ふゆ」は、魂を増殖させる期間で、それは魂をゆり動かすという意味であり、その期間を終えると新たな生命が復活すると考えた(『全集15』)。この「ふゆ」が名詞化されて「冬」となった。そして冬ごもりとは、魂の増殖により、「ふる(振る)」状態を必要としなくなり、冬はいずこかへ隠れるのだと考えられた。 |
| +執筆者 | 加藤紗弥香 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 32280 |
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