ふなかざり
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | ふなかざり;舟飾 |
+表記 | 舟飾 |
Title | Funakazari |
テキスト内容 | 出航のとき、舟を整備し、飾りたてること。万葉集には「おほふねに真梶しじぬき」(8-1453)のように、立派な梶がたくさんとりつけられているもの、「あけのそほふね」(3-270)のように、赤の彩色がほどこされているもの、「棚なし小舟」(6-930)や「桜皮巻きつくれる舟」(6-943)のような簡略な舟や桜皮で装われた舟がみられる。防人のよんだ歌に「八十国は難波に集ひ舟かぎりあがせむ日ろを見も人もがも」(20-4329)があり、兵士たちの乗る舟が飾りたてられていることがみえる。この舟かざりは、航海の安全を祈って飾られた呪術的な装飾であったと思われる。 |
+執筆者 | 宮本緑 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32276 |
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