ふくろかづら

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名ふくろかづら;嚢縵
+項目名(旧かな)
+表記嚢縵
TitleFukurokazura
テキスト内容嚢の形状をした蘰のことであろうが、実態は不明。「かづら」は植物のつるや緒に通した玉などを髪に挿して飾りとするもののことであるから、それが袋状であると考えられる。紀には「頂撮総如嚢、而着縁焉。唯元日着髻華」(推古紀)とみえる。意味は「頂はつまんで袋状にして縁をつけた。ただし、元日だけは髻華(挿頭)を挿した」とあるように頭飾りであることは確かである。万葉集に「蓬萊の仙媛の化れる嚢縵は、風流秀才の士の為なり」(6-1016左注)とあり、その意味は「蓬萊の仙女の化身である嚢縵は、風流抜群の士がかぶるためのものである」という。蓬萊に住む仙女が変身して嚢縵になったというのである。また、「蓬萊」は蓬萊山のことであり、仙人が住むといわれる想像上の山で神仙思想の中核的な存在である。
+執筆者宮本緑
+参考文献
-68831402009/07/06hoshino.seiji00DSG000657ふくろかづら;嚢縵Fukurokazura嚢の形状をした蘰のことであろうが、実態は不明。「かづら」は植物のつるや緒に通した玉などを髪に挿して飾りとするもののことであるから、それが袋状であると考えられる。紀には「頂撮総如嚢、而着縁焉。唯元日着髻華」(推古紀)とみえる。意味は「頂はつまんで袋状にして縁をつけた。ただし、元日だけは髻華(挿頭)を挿した」とあるように頭飾りであることは確かである。万葉集に「蓬萊の仙媛の化れる嚢縵は、風流秀才の士の為なり」(6-1016左注)とあり、その意味は「蓬萊の仙女の化身である嚢縵は、風流抜群の士がかぶるためのものである」という。蓬萊に住む仙女が変身して嚢縵になったというのである。また、「蓬萊」は蓬萊山のことであり、仙人が住むといわれる想像上の山で神仙思想の中核的な存在である。,658ふくろかづら嚢縵宮本緑ふ1

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