におどり
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | におどり;にほどり;鳰鳥 |
+項目名(旧かな) | にほどり |
+表記 | 鳰鳥 |
Title | Niodori |
テキスト内容 | 「カイツブリ」の古名。日本全国にすむ留鳥であるが、寒い地方に住むものは、短い期間南へ渡る。ニホドリは、「にほ鳥の 潜く池水」(4-725)「にほ鳥の息長川は」(20-4458)「にほ鳥の なづさひ来しを」(11-2492)のように、水に潜り魚をとることを得意とすることから、「潜く」「息」「なづさふ」にかかる枕詞となる。ニホは、「葛飾の早稲をにへすとも」(14-3386)とつながるように、ここには潜く、ニヘからニホヘとつながっているイメージがある。あたかも、ニホドリは神に捧げるニヘとしての魚をとる鳥と考えられたか。 |
+執筆者 | 辰巳正明 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32212 |
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