とおしろし

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名とおしろし;とほしろし
+項目名(旧かな)とほしろし
+表記
TitleToshiroshi
テキスト内容従来は「遠白し」とみて、著しい様や、鮮やかな様を形容する語と解されていたが、シロシ・イチシロシのロが甲類であるのに対してトホシロシのロは乙類であることからこの解釈に疑問が投げかけられた。その一方、神代紀の海幸・山幸神話のなかで海神が「鉤」の在処を尋ねる場面に「大小之魚」を集めたとあり、『日本紀私記』の訓に「トヲシロク」とあることから、大きく雄大な様を示す形容詞とする解釈が立てられた。万葉集には「明日香の 古き都は 山高み 川とほしろし」(3-324)とか、「天離る 鄙にしあれば 山高み 川とほしろし」(17-4011)のように山と川の雄大な様を対にして表現する語として用いられており、山の「高さ」に対する河の「広がり」を示す表現と考えれば、語の解釈としても整合性をもつと思われる。
+執筆者城﨑陽子
+参考文献
-68739402009/07/06hoshino.seiji00DSG000565とおしろし;とほしろしToshiroshi従来は「遠白し」とみて、著しい様や、鮮やかな様を形容する語と解されていたが、シロシ・イチシロシのロが甲類であるのに対してトホシロシのロは乙類であることからこの解釈に疑問が投げかけられた。その一方、神代紀の海幸・山幸神話のなかで海神が「鉤」の在処を尋ねる場面に「大小之魚」を集めたとあり、『日本紀私記』の訓に「トヲシロク」とあることから、大きく雄大な様を示す形容詞とする解釈が立てられた。万葉集には「明日香の 古き都は 山高み 川とほしろし」(3-324)とか、「天離る 鄙にしあれば 山高み 川とほしろし」(17-4011)のように山と川の雄大な様を対にして表現する語として用いられており、山の「高さ」に対する河の「広がり」を示す表現と考えれば、語の解釈としても整合性をもつと思われる。566とおしろしとほしろし城﨑陽子と1

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