つきひと

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名つきひと;月人
+表記月人
TitleTsukihito
テキスト内容月中の男。月を擬人化した表現。類似表現に「月人壮子(つきひとをとこ)」がある。万葉集に1例あり、「黄葉する時になるらし月人の楓の枝の色づく見れば」(10-2202)と詠まれる。桂の木は中国の伝説によると月の世界に生えている不老不死の木である。天上界の月中の桂が黄葉するのを見て、下界の季節の推移を知るという歌である。ただこの歌の「月人」は月そのもの(『沢瀉注釈』『釈注』など)と、月中の人(『講談社』など)という解釈の違いが見られる。
+執筆者鈴木道代
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID32154
-68718402009/07/06hoshino.seiji00DSG000544つきひと;月人Tsukihito月中の男。月を擬人化した表現。類似表現に「月人壮子(つきひとをとこ)」がある。万葉集に1例あり、「黄葉する時になるらし月人の楓の枝の色づく見れば」(10-2202)と詠まれる。桂の木は中国の伝説によると月の世界に生えている不老不死の木である。天上界の月中の桂が黄葉するのを見て、下界の季節の推移を知るという歌である。ただこの歌の「月人」は月そのもの(『沢瀉注釈』『釈注』など)と、月中の人(『講談社』など)という解釈の違いが見られる。545つきひと月人鈴木道代つ1

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