たわこと

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名たわこと;たはこと;狂言
+項目名(旧かな)たはこと
+表記狂言
TitleTawakoto
テキスト内容①死に関する伝言。②邪悪な言葉。①は、『続日本紀』の第51詔に、藤原永手の死を「於与豆礼加母、多波許止加母云」と述べ、対象の死を受け入れられない心情を示す語として用いられている。万葉集では、続紀と同様に「逆言(およずれ)」と共に用いられる例が6例あり、いずれも挽歌で、死の知らせの言葉を、「およずれの狂言」と捉え直すことにより、その死を拒絶する表現として用いられている。狂言単独の例も13-3333と13-3334の2例存するが、意義としては、「逆言」を伴う場合と同様で、死を伝える言葉を狂言の語で示すことで、その信じがたい事象を否定しようという意志をあらわしていると考えられる。②は、670(天智9)年春正月の記事に「誣妄(たはこと)・妖偽(およづれごと)を禁断む」とあり、これらの語は社会を混乱させる言葉であり、人を呪うことを中心とする言葉であり、そうした専門家が存在したことが知られる。
+執筆者坂根誠
+参考文献
-68697402009/07/06hoshino.seiji00DSG000523たわこと;たはこと;狂言Tawakoto①死に関する伝言。②邪悪な言葉。①は、『続日本紀』の第51詔に、藤原永手の死を「於与豆礼加母、多波許止加母云」と述べ、対象の死を受け入れられない心情を示す語として用いられている。万葉集では、続紀と同様に「逆言(およずれ)」と共に用いられる例が6例あり、いずれも挽歌で、死の知らせの言葉を、「およずれの狂言」と捉え直すことにより、その死を拒絶する表現として用いられている。狂言単独の例も13-3333と13-3334の2例存するが、意義としては、「逆言」を伴う場合と同様で、死を伝える言葉を狂言の語で示すことで、その信じがたい事象を否定しようという意志をあらわしていると考えられる。②は、670(天智9)年春正月の記事に「誣妄(たはこと)・妖偽(およづれごと)を禁断む」とあり、これらの語は社会を混乱させる言葉であり、人を呪うことを中心とする言葉であり、そうした専門家が存在したことが知られる。524たわことたはこと狂言坂根誠た1

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