たりよ
| 大分類 | 万葉神事語辞典 |
|---|---|
| 分野分類 CB | 文学 |
| 文化財分類 CB | 学術データベース |
| 資料形式 CB | テキストデータベース |
| +項目名 | たりよ;足夜 |
| +表記 | 足夜 |
| Title | Tariyo |
| テキスト内容 | 天の神により充足が保証された夜。「たり」は充実を表したほめ詞。共寝の夜。共寝が実現されたことで不安定な魂が鎮まる。万葉集には、現実にはあなたに逢えないから夢にだけでも逢いたい、「天の足る夜を」(13-3280)と、充足した夜の中でと歌う。夢の逢瀬を求める歌であるが、男の訪れがなく、せめて夢にでも逢いたいのだという。本来は天の神が男女の出会いと共寝を保証してくれる特別な夜があって、その夜を「天の足る夜」といった。 |
| +執筆者 | 曹咏梅 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 32130 |
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