たまほこ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名たまほこ;玉桙
+項目名(旧かな)
+表記玉桙
TitleTamahoko
テキスト内容枕詞。「道」「里」にかかる。「タマ」は霊魂。玉桙は魔除けや行人の安全を守るために、里の入口や辻などに立てた桙状の陽石。後の道祖神。三叉路や里の入口に魔除けを立てる習俗は他の民族にも見られる。万葉集では「道」に多くかかる。「玉桙の道をた遠み」(4-534)のように、道程が遠いことを歌う歌があり、また「玉桙の道に行き逢ひて」(12-2946)と、玉桙の道ですれ違ったかわいい子と歌うように、玉桙の道は男女の出会いの場として詠まれている。さらに、「玉桙の道行き占」(11-2507)には、道占(路上で道行く人の話の内容から事の善悪の神意を問う占い)が詠まれており、その道に玉桙という枕詞を付すのは道が特別な霊力をもっているからである。また、池主と家持との贈答の中には、池主が天皇の命令に従って都へ向かう家持に、「玉桙の道の神たち賂はせむ我が思ふ君をなつかしみせよ」(17-4009)と詠まれている。玉桙の道の神々を祭って家持の無事を祈願したのである。このように、上代の人は玉桙の道には神々が鎮座し、旅人の平安と無事を守ってくれると信じたのであろう。  
+執筆者曹咏梅
+参考文献
-68688402009/07/06hoshino.seiji00DSG000514たまほこ;玉桙Tamahoko枕詞。「道」「里」にかかる。「タマ」は霊魂。玉桙は魔除けや行人の安全を守るために、里の入口や辻などに立てた桙状の陽石。後の道祖神。三叉路や里の入口に魔除けを立てる習俗は他の民族にも見られる。万葉集では「道」に多くかかる。「玉桙の道をた遠み」(4-534)のように、道程が遠いことを歌う歌があり、また「玉桙の道に行き逢ひて」(12-2946)と、玉桙の道ですれ違ったかわいい子と歌うように、玉桙の道は男女の出会いの場として詠まれている。さらに、「玉桙の道行き占」(11-2507)には、道占(路上で道行く人の話の内容から事の善悪の神意を問う占い)が詠まれており、その道に玉桙という枕詞を付すのは道が特別な霊力をもっているからである。また、池主と家持との贈答の中には、池主が天皇の命令に従って都へ向かう家持に、「玉桙の道の神たち賂はせむ我が思ふ君をなつかしみせよ」(17-4009)と詠まれている。玉桙の道の神々を祭って家持の無事を祈願したのである。このように、上代の人は玉桙の道には神々が鎮座し、旅人の平安と無事を守ってくれると信じたのであろう。  515たまほこ玉桙曹咏梅た1

PageTop