たぎ
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | たぎ;滝 |
+表記 | 滝 |
Title | Tagi |
テキスト内容 | たき。奔流。激流。早瀬。水のたぎち流れる所。必ずしも瀑布に限定されない。瀑布と限定する場合は垂水と呼んだ。滝は神の支配する所と考えられていて、神を祀る神社にも見受けられる。万葉集に「石走る垂水の上のさわらびの」(8-1418)と詠まれ、春の到来を喜ぶ歌がある。石の上を水がほとばしる状態を「垂水」だといい、そのほとりに生じたさわらびを春の象徴とする。古代人は滝や垂水に特別な観念を持っていたらしく、柿本人麻呂は吉野の宮を滝の都と呼び(1-26)、この都は滝に生命力をみたことにより、そこを天皇の治める都だといったのである。 |
+執筆者 | 宮本緑 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32091 |
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