せんもん
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | せんもん;泉門 |
+表記 | 泉門 |
Title | Senmon |
テキスト内容 | 黄泉の入口にある門。また、墳墓の入口とも。紀では、黄泉平坂を塞ぐ岩を「泉門塞之大神」(神代巻上)。記では「黄泉戸大神」と呼ぶことから、「泉門」は黄泉との境であることが理解できる。万葉集では憶良の「日本挽歌」の前に配される悼亡詩序は、「泉門一たび掩ぢて、再び見む由もなし。嗚呼哀しきかも」で結び、黄泉の門が一度閉じられてしまえば、再び妻を見るすべはないと、その悲しみを述べる。ここでは生と死を完全に隔つのが泉門であり、閉ざされた泉門を詠むことで妻との永遠の別離を表わし、その嘆きを導いている。 |
+執筆者 | 荒木優也 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32074 |
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