せいろく
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | せいろく;生録 |
+表記 | 生録 |
Title | Seiroku |
テキスト内容 | 人の天寿を記した帳簿。憶良の沈痾自哀文では、「命魂既に尽き、その天年を終へたるすらに、尚し哀しびとなす」と天寿を全うしても死は悲しいものだと述べたのちに、「いかに況や、生録未だも半ばならねば、鬼に枉に殺され、顔色壮年なるに、病に横に困めらるる者はや」と、生録に記された寿命が半ばにも達していないのに鬼に殺され、病に苦しめられて死ぬのはそれよりも深い哀しみであると述べる。鬼に殺されるというのはすぐ後ろに引かれる『志恠記』の記事、広平前大守北海の徐玄方の18歳で死んだ娘が夢で語ったという「我が生録を案ふるに、寿八十余歳にあたる。今妖鬼に枉殺されて、已に四年を経ぬ」に依ったものである。 |
+執筆者 | 荒木優也 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 32069 |
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