すめらへ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名すめらへ;皇辺
+表記皇辺
TitleSumerahe
テキスト内容「スメラ」のお側近く。「スメラ」は「スメラミコト(天皇)」の「スメラ」と同義。聖武天皇崩御の756(天平勝宝8)年5月2日から間もない6月17日に大伴家持が詠んだ「族を喩す歌一首」(20-4465)に見られる語。長歌の全体は749(天平21)年4月1日の聖武天皇の第13詔を踏まえながら、天孫降臨の頃から天皇に仕える大伴氏の歴史を述べ、それはこの後も語り継ぐべきものなのだと歌う。「皇辺」は「天皇の 天の日継と 継ぎて来る 君の御代御代 隠さはぬ 明き心を 皇辺に(須売良弊尓)  極め尽くして 仕へ来る 祖の職と」と代々の氏族が宮仕えする態度を詠んでいく箇所に見られる。皇辺にあることは、畏怖と共に氏族の誇りでもあったのだ。
+執筆者荒木優也
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID32064
-68628402009/07/06hoshino.seiji00DSG000454すめらへ;皇辺Sumerahe「スメラ」のお側近く。「スメラ」は「スメラミコト(天皇)」の「スメラ」と同義。聖武天皇崩御の756(天平勝宝8)年5月2日から間もない6月17日に大伴家持が詠んだ「族を喩す歌一首」(20-4465)に見られる語。長歌の全体は749(天平21)年4月1日の聖武天皇の第13詔を踏まえながら、天孫降臨の頃から天皇に仕える大伴氏の歴史を述べ、それはこの後も語り継ぐべきものなのだと歌う。「皇辺」は「天皇の 天の日継と 継ぎて来る 君の御代御代 隠さはぬ 明き心を 皇辺に(須売良弊尓)  極め尽くして 仕へ来る 祖の職と」と代々の氏族が宮仕えする態度を詠んでいく箇所に見られる。皇辺にあることは、畏怖と共に氏族の誇りでもあったのだ。455すめらへ皇辺荒木優也す1

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