しろ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名しろ;白
+項目名(旧かな)
+表記
TitleShiro
テキスト内容色名。「しろし」の語幹が独立した語。複合語中に用いることが多い。古代の色彩は赤・青・白・黒の4色を基本としていた。ただし、五行思想から観念としては5色(青・赤・白・黒・黄)の一としても捉えられていた。五行思想では金に配され、方角は西、季節は秋、五音は商、四神は白虎に当る。白い鳥獣の出現は瑞祥とされ、孝徳朝では白い雉が献上されたことにより「白雉」に改元、聖武朝では白亀の発見により「神亀」に改元された。また、倭建命が伊服岐能山で会った白猪は伊服岐能山の神が化したものであったという。このように白は神聖を帯びた色として捉えられ、白衣は浄衣としても用いられた。万葉集では、「高市皇子尊の城上の殯宮の時に、柿本朝臣人麿の作れる歌」(2-199)の「使はしし御門の人も白栲の麻衣着」や「安積皇子の薨りましし時に内舎人大伴宿禰家持の作れる歌」(3-478)の「五月蠅なす騒く舎人は白たへに衣取り着て」のように喪服として白衣が用いられている。
+執筆者荒木優也
+参考文献
-68616402009/07/06hoshino.seiji00DSG000442しろ;白Shiro色名。「しろし」の語幹が独立した語。複合語中に用いることが多い。古代の色彩は赤・青・白・黒の4色を基本としていた。ただし、五行思想から観念としては5色(青・赤・白・黒・黄)の一としても捉えられていた。五行思想では金に配され、方角は西、季節は秋、五音は商、四神は白虎に当る。白い鳥獣の出現は瑞祥とされ、孝徳朝では白い雉が献上されたことにより「白雉」に改元、聖武朝では白亀の発見により「神亀」に改元された。また、倭建命が伊服岐能山で会った白猪は伊服岐能山の神が化したものであったという。このように白は神聖を帯びた色として捉えられ、白衣は浄衣としても用いられた。万葉集では、「高市皇子尊の城上の殯宮の時に、柿本朝臣人麿の作れる歌」(2-199)の「使はしし御門の人も白栲の麻衣着」や「安積皇子の薨りましし時に内舎人大伴宿禰家持の作れる歌」(3-478)の「五月蠅なす騒く舎人は白たへに衣取り着て」のように喪服として白衣が用いられている。443しろ白荒木優也し1

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