しらとり

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名しらとり;白鳥
+項目名(旧かな)
+表記白鳥
TitleShiratori
テキスト内容白い鳥。豊後国風土記には白い鳥が餠や芋に化した説話や、餠を的にして射ると、餠が白い鳥となって飛び去った説話がある。白鳥は農事にかかわる神霊の形象化と見られ、紀では日本武尊の霊が白い鳥となって飛び去り、そのとまった場所を含めて築かれた三つの墓をいずれも、白鳥陵と称したこと(景行紀40年)が記されている。『延喜式』に「白鳥(はくちょう)」は中瑞とされ、「白鳩、白鳥〈大陽之精也〉」とされている。『日本後紀』806(大同元)年に「武蔵国白鳥を献る。獲る者伊福部浄主に稲五百束を賜ふ」とあり、白鳥を献上したことにより、褒美を受けたという記事が見られる。枕詞として用いられる例もある。白鳥が飛ぶ意の場合、地名「飛羽山」にかかる。「白鳥の飛羽山松の待ちつつそ我が恋ひ渡るこの月ごろを」(4-588)上二句が次の「待つ」をおこす序詞となっている。「飛羽山」は未詳地である。また「白鳥の鷺坂山の松陰に宿りて行かな夜もふけ行くを」(9-1687)では、白鳥が鷺の意であり地名「鷺坂山」にかかる。
+執筆者渡辺卓
+参考文献
-68610402009/07/06hoshino.seiji00DSG000436しらとり;白鳥Shiratori白い鳥。豊後国風土記には白い鳥が餠や芋に化した説話や、餠を的にして射ると、餠が白い鳥となって飛び去った説話がある。白鳥は農事にかかわる神霊の形象化と見られ、紀では日本武尊の霊が白い鳥となって飛び去り、そのとまった場所を含めて築かれた三つの墓をいずれも、白鳥陵と称したこと(景行紀40年)が記されている。『延喜式』に「白鳥(はくちょう)」は中瑞とされ、「白鳩、白鳥〈大陽之精也〉」とされている。『日本後紀』806(大同元)年に「武蔵国白鳥を献る。獲る者伊福部浄主に稲五百束を賜ふ」とあり、白鳥を献上したことにより、褒美を受けたという記事が見られる。枕詞として用いられる例もある。白鳥が飛ぶ意の場合、地名「飛羽山」にかかる。「白鳥の飛羽山松の待ちつつそ我が恋ひ渡るこの月ごろを」(4-588)上二句が次の「待つ」をおこす序詞となっている。「飛羽山」は未詳地である。また「白鳥の鷺坂山の松陰に宿りて行かな夜もふけ行くを」(9-1687)では、白鳥が鷺の意であり地名「鷺坂山」にかかる。437しらとり白鳥渡辺卓し1

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