さなかずら

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名さなかずら;さなかづら;狭名葛
+項目名(旧かな)さなかづら
+表記狭名葛
TitleSanakazura
テキスト内容モクレン科の常緑蔓性灌木ビナンカヅラ(南五味子)を指す。サネカヅラとも。『新撰字鏡』には「木防己 佐奈葛」とある。ビナンカツラの名の由来は、当該の植物からとった粘液が整髪料として用いられたことから「美男葛」の別名がついたという。万葉集では、その植物の性質を比喩として用いている枕詞や序詞の例が多い。蔓状に伸びた茎が縄のようにからまる様子を「さね葛後も逢はむと」(2-207、11-2479他)といい、長く伸びる様から「遠長く」(13-3288)や「ありさりて」(12-3070)といった語にかかる。なお、南五味子は赤い、小さな果実の味が「酸」「塩」「甘」「苦」「辛」の五味を供えているところからついた名であり、鎮咳・強壮薬として用いられる。富士信仰では、開祖が修行中に神の使いである猿から与えられた木の実としてこれを神聖視する。
+執筆者城﨑陽子
+参考文献
-68571402009/07/06hoshino.seiji00DSG000397さなかずら;さなかづら;狭名葛Sanakazuraモクレン科の常緑蔓性灌木ビナンカヅラ(南五味子)を指す。サネカヅラとも。『新撰字鏡』には「木防己 佐奈葛」とある。ビナンカツラの名の由来は、当該の植物からとった粘液が整髪料として用いられたことから「美男葛」の別名がついたという。万葉集では、その植物の性質を比喩として用いている枕詞や序詞の例が多い。蔓状に伸びた茎が縄のようにからまる様子を「さね葛後も逢はむと」(2-207、11-2479他)といい、長く伸びる様から「遠長く」(13-3288)や「ありさりて」(12-3070)といった語にかかる。なお、南五味子は赤い、小さな果実の味が「酸」「塩」「甘」「苦」「辛」の五味を供えているところからついた名であり、鎮咳・強壮薬として用いられる。富士信仰では、開祖が修行中に神の使いである猿から与えられた木の実としてこれを神聖視する。398さなかずらさなかづら狭名葛城﨑陽子さ1

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