ささらのおの

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名ささらのおの;ささらの小野
+項目名(旧かな)
+表記ささらの小野
TitleSasaranoono
テキスト内容天上にあると考えられていた野。万葉集の石田王挽歌(3-420)では、天上にある「ささらの小野」に生える植物の菅を持って天の河原で禊ぎをすべきであったと、嘆いている。「ささらの小野」の菅を用いることで、石田王の死を防ぐための禊ぎという神事を、より神聖なものとするためと考えられる。また、おそろしき物の歌(16-3887)では、天上にある「神楽良の小野」で茅草を刈っているとウズラが飛び立った驚きを歌っている。「ささら」は、さざれ石などの「さざれ」と同様に、細かく小さい意であろう。菅や茅などの植物が群生する様子を示しているとも考えられる。天上世界に関する言葉としては、月を「ささらえ壮子」(6-983)と称する例もある。ささらの小野は、人間の力の及ばない天上世界に存在する、聖なる場所として意識されていたのであろう。
+執筆者倉住薫
+参考文献
-68564402009/07/06hoshino.seiji00DSG000390ささらのおの;ささらの小野Sasaranoono天上にあると考えられていた野。万葉集の石田王挽歌(3-420)では、天上にある「ささらの小野」に生える植物の菅を持って天の河原で禊ぎをすべきであったと、嘆いている。「ささらの小野」の菅を用いることで、石田王の死を防ぐための禊ぎという神事を、より神聖なものとするためと考えられる。また、おそろしき物の歌(16-3887)では、天上にある「神楽良の小野」で茅草を刈っているとウズラが飛び立った驚きを歌っている。「ささら」は、さざれ石などの「さざれ」と同様に、細かく小さい意であろう。菅や茅などの植物が群生する様子を示しているとも考えられる。天上世界に関する言葉としては、月を「ささらえ壮子」(6-983)と称する例もある。ささらの小野は、人間の力の及ばない天上世界に存在する、聖なる場所として意識されていたのであろう。391ささらのおのささらの小野倉住薫さ1

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